オペア、通訳さんになる。【通訳という仕事がいかに過酷か思い知らされる】

 

みなさん、こんにちは Yuk(i)です。

久しぶりの投稿、お待たせしました。

いや、最近本当に忙しくて☜

この2週間パソコンを開くこともできませんでした。😂

 昨日更新しようとしたらPCフリーズしちゃうし...笑

 

 

 

通訳のお仕事 

さて、タイトルにもあるように、

今日は通訳のお仕事について書いていきます。5月の終わりに私のStep sisterと姪っ子 がはるばる日本からNYまで遊びに来てくれました!旅の目的の半分は私に会いに。もう半分の目的は、Step Sisterが専務を務める会社の提携会社の社長さん(アメリカ人)に会うために。

 

 

 

Stepsister の滞在期間は5日間。

最初の2日間は、私がオペアの仕事で忙しかったため一緒にNY観光することはできなかったので3日目の夕方からの合流。

 

オペアの仕事が終わり、待ち合わせのレストランに着くやいなや、Stepsisterと姪っ子は安心した顔を見せてくれました。

 

話を聞くと、この2日間、社長さんご夫婦とまともに会話が成り立たず、苦労していたようです😭😭

お互い言葉の壁につまづきながら、

会話が上手く噛み合わないたびに、

 

空に向かって、

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--------Yuki -------- 

 

と叫んでいたそうです。笑 

 

 

そんな苦労の末のYuki の登場。

一瞬ヒーローになった気分を味わったのもつかの間。

 

それから、私は通訳という想像以上に大変な仕事をこなすのでした。

 

 

通訳の種類

 通訳といっても種類が様々で主に以下のように分けられているそうです。☟☟☟

同時通訳

ほぼ同時に通訳する方法です。話し手は、通訳を意識せず話ができます。通訳者には高度な技術と集中力が必要です。多言語対応が必要な「国際会議」や時間が限られている「放送通訳」によく利用されます。
半日は二名以上、一日は三名以上で対応するのが一般的です。

 

逐次通訳

話し手が、通訳のために短く区切りながら話し、その部分をまとめて通訳します。所要時間は長くなりますが、より正確な通訳が可能です。専門性を必要とする商談・会議・研修などによく利用されます。

 

ウィスパリング

同時通訳と同じく、ほぼ同時に通訳を行いますが、通訳者は聞き手の耳元でささやく程度の声で通訳をします。通訳を必要とする人が1~2名の場合の会議や商談などで利用されます。無線機器を利用することもあります。
2時間迄は一名、2時間以上は二名以上で対応します。

 

 

デポジション(証言録取)通訳

デポジション当日、およびその準備での通訳を承ります。

 

アテンド通訳(随行通訳)

外国の方が買付・送迎など、日本国内で行動する際に同行し、そのサポートを行います。

 

 Link: 通訳の種類 | 通訳会社アークコミュニケーションズ

 

私たちの場合は、話し手が、通訳のために短く区切りながら話し、その部分をまとめて通訳する逐次通訳を行いました。

 

 

過酷すぎる通訳という仕事

 ただ、今回、通訳をして感じたことが3つあります。

 

1:話すスピードは人それぞれ

今回、通訳をしてみて一番苦労したのは、

社長さんの話すスピード、話しの区切りかたの2点。

まず、社長さんのごもった聞き取りにくい英語にびっくりしたと同時に、彼の話すスピードが早すぎて会ってすぐに残り3日間無事に過ごせるだろうか不安になりました。

普段ホストファミリーの英語に慣れている私からすると早い。早い。そしてもう一つ苦戦したのが、区切り。あのね、逐次通訳って短く区切りながら話すのが基本なんですね。も、社長さん。

話が止まらない。止まらない。

長い時では、一人で5分以上話した後に通訳しなきゃいけないこともあって、頭爆発するかと思ったわ。笑 

 

 

2:食事が喉を通らない

StepSisterの滞在中、StepSisterと社長ご夫婦の間に立って通訳する場面は大きく分けて2つありました。一つは一緒にお食事する時(9割)。もう一つは会社関連の買い付けの話をする際(1割)。私がすべて通訳をするので、まず食事が喉を通らない。というかご飯食べてる暇がない😢。

↑(ごはん、大事)

特に最初の【はじめまして!】のご挨拶をしたレストランではまず、社長さんの発音の聞き取りにくさに大苦戦(↑1参照)。本当に聞き取りにくくてせっかくの美味しい食事にまったく集中できませんでした。特に最終日の高級レストラン(一人数万円するコース料理をご馳走なりました)では、社長さんもお酒が入って楽しくなったのかどんどん話す。話す。話す。

 

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上でも申し上げましたが(強調)、

逐次通訳って短く区切りながら話すのが基本なんです、でもやっぱり

社長さんはノンストップトーキング。

話を聞き逃さないように社長さんの言葉に集中していると、気づいたら私以外みんな食事を終えていたという場面も何度かありました。(笑)

 

(逆に社長さんの奥様(フィリンピン人)の英語が聞き取りやすくてびっくり( ゚Д゚)....あれ旦那さん、アメリカ人だよね?なぜあなたのほうが英語うまいの?って聞きたくなったことはここだけの秘密)

 

 

3:専門用語をいかに攻略できるか 

 StepSisterと社長さんは会社で海に関連する商品を販売しているので、会話の内容にはよく環境問題商品輸送関連の内情政治問題など、日本語でさえ、あたふたする内容をどんどん盛り込んできます。社長さんの長ーーーい話を聞いて日本語にまとめてStepSisterに通訳するのも大変なのに、それに加えて専門用語まで。。。わからない単語は話の前後関係から意味をくみ取って話を理解するようにしました。ただやっぱりどうしても理解できない単語は社長さんに確認して丁寧に意味を説明してもらいました。(あぁ、情けない、自分)

 

それから政治の話ももちろん。トランプ大統領の話しとか。安部首相の話とか。アメリカに来て、政治に関して自分の意見を問われることが多いので、 政治問題に関してはうまく話せたと自負しております ☜は?( ゚Д゚) 

 

 

まとめ

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なんやかんや大変でしたが......

StepSisterと姪っ子が帰った後に寝不足と脳みそ使い過ぎで1億年ぶりに風邪も引いたけど、色々と自分を見直すことができたこと、それに普段は足を踏み入れることができない場所に連れて行ってもらった貴重な時間を過ごすことができました。特に自分の英語力の低さと、基本的な知識(環境問題だったり輸入関連の話だったり)の不足についてもっともっと学んでいこうと決心しました。それと同時に通訳の仕事には絶対に就かないことも決めました。

 

 

 

さて次回は、最近目にしないホストパパの事件簿をアップしたいと思います。彼、さらにレベルアップしてますよ。

 

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

Yuk(i)